下北沢の映画シーンのみならず、旧作の日本映画の上映や特集上映などで映画ファンから愛され続けている下北沢のミニシアター、シネマアートン下北沢が6月6日(金)の上映を最後に閉館することが明らかになった。
閉館理由は下北沢の再開発ではなく、運営元のアートン社の倒産とされているが、オフィシャルサイトの発表では公表されていない。
現在上映中の特集『ふるえるほどの愛シネマ』は6月4日付けで休映。福居ショウジン監督作品『the hiding』は通常通り6月6日まで上映される。
独自の主張を持ち、ここでしか見ることのできない作品もあった貴重な映画館だけに、惜しまれる知らせとなった。
なお、CINRA MAGAZINE vol.13「独立系シネマ」特集では支配人岩本光弘のインタビューや、館内の様子を見ることができるムービー、レポートなどを掲載中だ。
(画像:CINRA MAGAZINE vol.13 仕掛人、シネマアートン下北沢 岩本光弘インタビュー)