フォトグラファーとして幅広く活躍する木寺紀雄の初の個展『jicca』が、若手現代作家のアート作品を主に取り扱う六本木のギャラリーYOKOI FINE ARTにて開催される。
さらに今展に併せて、同名の写真集『jicca』(プチグラ・パブリッシング刊)も発売。今後の活躍が気になる。
『jicca』と題された今回の個展、写真集は名前の通り「実家」を被写体にした作品で構成される。木寺自身のプライベートにレンズを向けて制作された数々の作品からは、誰しもがいつかどこかで見たことのあるようなどこか懐かしくも、暖かい、普遍的とも言える要素が感じ取れ、世代やジャンルを超えた支持を得そうだ。
木寺は2007年にデザイナーの皆川明の協力のもとに発行された写真集『meisje』や、今年の3月にNew Yorkで行われたコンテンポラリーアートフェア『Bridge art fair ew-york’08』、そして4月に開催されたアートフェア東京2008に出品し、アート界から多大な注目を集めているフォトグラファー。
子供の頃、それが当たり前だと思っていた世界
光が差し込む懐かしの生家にタイムスリップ
(YOKOI FINE ARTウェブサイトより引用)
木寺紀雄 個展
『jicca』
2008年6月13日(金)~6月28日(土)11:00~19:00
会場:YOKOI FINE ART(東京・六本木)
休廊日:月、祝日
料金:無料
(画像:untitled , 2000(printed in 2008) , c-print)
(投稿:加藤淳也(TOKYOHELLOZ))