ヘンリー・ダーガー、アドルフ・ヴェリフリ、アロイーズなどの作家によって世界的に評価されつつある「アウトサイダーアート」の世界。
その中でも、これまで紹介される機会の少なかった「日本のアウトサイダーアート」を紹介する『日本のアウトサイダーアート・特集上映』が、7月13日(日)から19日(日)までUPLINK FACTORY(アップリンクファクトリー)にて開催される。
上映されるのは日本のアウトサイダーアートの作家たち16人の、制作風景に密着したドキュメンタリー5作品。上映期間中には都筑響一(写真家/編集者)、田口ランディ(作家)、石川浩司(ミュージシャン/俳優)をゲストに迎えたクロストークも行われる。
16人のアウトサイダーアートの作家に出会いました。彼らと彼らの作品は私が長年かけて育んできた「自意識」をはぎとり、私の精神をスッポンッポンにしました。いやいや、それは違います。たぶん私は、彼らと彼らの作品を前にして、自分から自然に、気持ちよく「自意識」を脱いだのでした。
アウトサイダーアートには不思議な力があります。この快感はクセになります。お気をつけてご覧ください。
(監督・代島治彦)
『日本のアウトサイダーアート・特集上映』
2008年7月13日(日)~7月19日(日)18:30 / 21:00
上映作品
『人のカタチ』(2008年/59分)
『文字という快楽』(2008年/65分)
『都市の夢』(2008年/42分)
『想像の王国』(2008年/50分)
『不思議のカタチ』(2008年/50分)
監督:代島治彦
語り:片桐はいり、石川浩司
音楽:ロケット・マツ(パスカルズ)
ゲストトーク:
7月13日(日)
出演:田口ランディ(作家)
7月16日(水)
出演:石川浩司(ミュージシャン、俳優)
7月19日(土)
出演:都筑響一(写真家、編集者)
ナビゲーター:代島治彦(アウトサイダーアート監督)
料金:当日1,500円 シニア・障害者1,000円 トーク付き上映会1,500円
(画像:UPLINK FACTORYウェブサイトより転載)