フランス在住の収集家、立松弘臣が所蔵する「世界の王侯貴族たちの晩餐会、午餐会のメニュー」をベースに、graf media gmが演出する展覧会『夢の饗宴 歴史を彩るメニュー×現代のアーティストたち』が、資生堂ギャラリーにて8月6日(水)まで開催されている。
立松が所蔵するメニューは1553年のものから収集されており、ナポレオン3世皇帝晩餐会の手書きのメニューや、ベル・エポックの美しいメニュー、1994年に天皇、皇后両陛下がフランスを国賓訪問した際にエリゼ宮で開かれた歓迎晩餐会のメニューなど、デザインの美しさはもちろん、当時のおもてなしの心を読み取ることができる歴史上の貴重なアイテムばかり。
同展で展示されるのは、日仏交流150周年ということもあり、コレクションの中でも1858年からのメニューをセレクト。それらをギャラリーの小展示室、東京銀座資生堂ビルの1階プラザと資生堂パーラーに展示する。
また、ギャラリーの大展示室では、シアター・プロダクツ、ほしよりこ(漫画家)、南風食堂(お料理ユニット)、アンドレアス&フレデリーカ(ビジュアル・コミュニケーション)、森本美絵(写真)などの様々なアーティストの作品が並ぶ空間をgraf media gmが演出。古き良きアイテムと現代のアーティストのコラボレーションとなっている。
『夢の饗宴 歴史を彩るメニュー×現代のアーティストたち』
2008年6月24日(火)~8月6日(水)
時間:平日 11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00
会場:資生堂ギャラリー(東京・銀座)
演出:graf media gm
参加アーティスト:
阿部海太郎
アンドレアス&フレデリーカ
華雪
シアター・プロダクツ)
ほしよりこ
南風食堂
森本美絵
料金:無料
主催:株式会社 資生堂