コッポラによる10年ぶりの新作映画『コッポラの胡蝶の夢』

巨匠フランシス・F・コッポラによる摩訶不思議なヨーロッパ幻想奇譚『コッポラの胡蝶の夢』が、8月30日(土)より渋谷シアターTSUTAYAほか全国順次公開される。

『ゴッドファーザー』3部作、『地獄の黙示録』と映画界に偉大な功績を残しながら、長年、映画の撮影現場から離れていたコッポラ。当時、66歳にして欲求不満だったという彼は、ミルチャ・エリアーデが円熟期に著した「若さなき若さ(Youth Without Youth)」に出会い共感、すぐさま映画化を決意。それが『レインメーカー』以来、10年ぶりとなる監督・脚本を手掛けた本作である。

1930年代、人生の折り返し地点をとうに過ぎた言語学者ドミニクは、自身の研究を全う出来ないまま、昔愛した女性ラウラを忘れられず孤独な日々を送っていた。そんなある復活祭の夜、彼は突然落雷に打たれ病院に収容される。目を覚ましたとき、一命をとりとめたばかりでなく、彼の肉体と頭脳は「若返り」、超常的な言語能力が備わっていた。その謎をめぐり時代の黒い影が忍び寄る中、彼はラウラに生き写しの女性に出会うのだが...。

主演は名監督からのオファーが絶えない実力派俳優ティム・ロス。共演はバラエティ誌で注目の欧州系俳優10人に選ばれた女優アレクサンドラ・マリア・ララ。人生の最終章に再生する魂を得た一人の男ドミニクの数奇な運命を通じて、観る者を摩訶不思議な世界へと誘う。

『コッポラの胡蝶の夢』
2008年8月30日(土)より渋谷シアターTSUTAYAほか全国順次ロードショー
監督:フランシス・F・コッポラ
出演:
ティム・ロス
アレクサンドラ・マリア・ララ
ブルーノ・ガンツ
2007/アメリカ・ドイツ・イタリア・フランス・ルーマニア/124分/カラー/シネマスコープ/ドルビーSR・SRD
配給:CKエンタテインメント

(画像:© 2007 American Zoetrope, Inc. All Rights Reserved)

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