スウェーデン生まれ、ニューヨークで昨年注目のデビューを飾ったイルバ・オーグランドの日本における初の個展『道しるべの女―眠りにつく』が、7月26日(土)まで開催中だ。
同氏はこれまで自分自身と家族をめぐる事柄を作品化しており、それらは極私的な関心から生まれつつ、健全なタブーや装飾的な表現と際どいモチーフなど、複数の要素が共存している。
今回の個展のタイトルは聖母マリアのイコンに由来しており、300年近くにわたり母から娘へと受け継がれてきた鏡をモチーフにしたペインティングの連作を発表。また父親の死に立ち会ったことから生まれたインスタレーションも紹介される。
イルバ・オーグランド
『道しるべの女―眠りにつく』
2008年6月28日(土)~7月26日(土)12:00~19:00
休廊日: 日、月曜日、祝日
会場:シュウゴアーツ(東京・清澄白河)
料金:入場無料
(画像:イルバ・オーグランド She who shows the Way, 1.40 Ounce
2008, Oil on Canvas, rock crystal)