elePHANTMoon新作公演『心の余白にわずかな涙を』、王子小劇場にて上演

elePHANTMoon(エレファントムーン)の新作公演『心の余白にわずかな涙を』が、7月16(水)から7月21日(月)まで、王子小劇場にて上演される。

elePHANTMoonは2004年に映像ディレクター、マキタカズオミと役者、永山智啓、酒巻誉洋を中心に結成。ショートムービーやミュージックビデオなどを手がけていたが、2005年から演劇活動を開始。「心地よいアンバランスな世界」をテーマに展開している。

町にある小さな教会。神父の真鍋は人柄が良く、町の人たちからいろいろな相談を受けていた。妻の暴力に悩む男。子供のことで悩む女。ある日、教会に祐悟とほのかという姉弟が訪ねて来る。二人は小さいころにこの町に住んでいたことがあり、いまは羽を探して旅をしているらしい。羽?真鍋は何を言っているのか分からない。

祐悟は真鍋に姉の背中を見てほしいという。真鍋は断るがほのかは服を脱ぎ始めた。目をそらす真鍋。しかし、一瞬だけその背中が見えた時、真鍋は言葉を失った。ほのかの背中には大きな二本の傷があった。それはまるでそこに羽が生えていたようだった。「なくしちゃったの。一緒に探してくれる?」

ほのかは真鍋にそう頼んだ。
真鍋はそこに嘘を感じなかった。
ただ本当に困っているように見えた。

7月19日(土)14:00の回上演後には「DULL-COLORED POP」の谷賢一をゲストに招いてのポストパフォーマンストークを開催。また、7月20日(日)19:00の回終演後には「エレファントナイト ~マキタカズオミと永山智啓の歴史~」と題し、elePHANTMoonの前身集団の話や、マキタの初監督作品『オモイデ』 の上映などが行われる予定だ。

elePHANTMoon #6
『心の余白にわずかな涙を』
2008年7月16日(水)~7月21日(月)
会場:王子小劇場(東京・王子)
脚本・演出:マキタカズオミ
出演:永山智啓、酒巻誉洋、山口オン 他
料金:前売2,500円 当日2,800円 中高生割引2,000円(要学生証提示)

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