「メディアアート」と呼ばれる作品形態が生まれて、もうかなりの時間が経つ。今に至るまで、「メディアアートの何が面白いの?」、「メディアアートはアートではないんじゃないか?」など、様々な議論が行なわれながらも、日々表現形態として進化し続けている。
そんな中、7月18日から8月6日まで、横浜ZAIM別館にて『エレクトリカルファンタジスタ2008』が開催される。テクノロジーアートやデザイン、ITの力を駆使したちょっと先の新たな日常を体験する試み。
いつもの日常から続く、ポップな未来を感じさせるデザインやインスタレーション、次世代の映像の可能性、ハイテクさではなく楽しむことを大切にした家電など、様々な作品が出品される。
出品作家は、クワクボリョウタ、チーム★ラボ、WOW、Bascule(バスキュール)、松山淳一など、業界、業種問わず、エッジのきいた面々。
同イベントは3つの構成で展開されており、それぞれ、「今日からそのまま続く日常にある未来をアートで体感するワンダー」、「都市の中に生まれる美しきからくり映像が織り成すワンダー」、「家電するアートと親しむワンダー」など、ユニークなテーマとなっており、日常に新たな視点を提供する。
会期中は出品作家によるイベントやワークショップも開催される予定。
『エレクトリカルファンタジスタ2008』
2008年7月18日(金)~8月6日(水)13:00~19:00
会場:横浜ZAIM別館
料金:700円(小学生以下無料・大学生以下500円)