地域介入型の芸術祭の代表的存在であり、日本を代表するトリエンナーレでもある『越後妻有トリエンナーレ』。来年に迫った第4回に向け、その助走ともいえる大規模なイベント「2008夏 越後妻有 大地の祭り」が8月1日から31日まで開かれる。
東京23区がすっぽり収まる広大な会場には、国内外の重要な作家の作品が膨大に点在する。マップを片手に回るのもあり、鑑賞ツアーに参加するのもあり。作品巡りの他にも、地元の人たちによるお祭り、アーティストと共に作品制作をするワークショップ、コンサートなど、子供も大人も楽しめるプログラムが数多く用意されている。内容面はもちろんだが、廃墟や空き家といったそのロケーションや、アート作品での宿泊なども大きな魅力の一つ。
アート鑑賞半分、自然とのふれあい半分、そんな気持ちで楽しめる数少ない芸術祭。来年に向かい一気に加速する夏の越後妻有を、体験しに出かけてはいかがだろうか。
『2008夏 越後妻有 大地の祭り』
2008年8月1日(金)~31日(日)
会場:越後妻有2 市町760平方km(新潟県十日町市、津南町)
料金:
作品鑑賞用パスポート(会期中有効)
大人2,000円 小・中学生1,000円(新潟県内小・中学生は無料)