CINRA.NETのアーティストファイルで作品を掲載している近藤恵介が、10月13日まで、東京オペラシティの若手作家を紹介する展覧会シリーズ『project N』にて個展を開催している。
近藤の作品は鉢植えの植物、アナログレコーダー、ネオン管などのイメージの「サンプリング」を基盤としながらも、明確な筋書きやストーリーの核を持たないゆるい空気が流れている。
自身でも音楽を制作するほか、anoymassのYMOカバーアルバム『anoymoss』、Shuta Hasunuma(HEADZ)のCDジャケットを手がけるなど、
作品が生み出すゆったりとした時間の流れと、これからの活躍を会場全体から感じることができるだろう。
『projectN 34 近藤恵介』
2008年7月19日(土)~10月13日(月・祝日)
会場:東京オペラシティアートギャラリー(東京・初台)
開館時間:11:00~19:00
(金・土は11:00~20:00 / いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月3日(日)
料金:同時開催中の企画展『トレース・エレメンツ ─ 日豪の写真メディアにおける精神と記憶』の入場料に含まれる
(画像:《色が反射する/色が連続する》岩絵具, 水干, 膠, 透明水彩絵具, アクリル絵具, 新鳥の子紙 53.0 x 53.0cm 2007 photo: 早川宏一)