光とアクリルで描かれる木漏れ日や水面、山本努の新作展がINAXギャラリー2にて開催

今年で10回目を迎えるINAXギャラリー2が開催する年1回の公募展『INAXギャラリー特別企画展10daysセレクション−予兆のかたち 10−』の第2弾となる山本努の展示が、8月30日(土)まで開催される。

山本は光をアクリルに透過させるだけのシンプルな手法によって様々な光学現象を表現するアーティスト。日常の中で光が変わるだけで大きく変貌して見えたという経験から、ドラマティックな現象を着想。さらにそこから連想する新たに重ね合わさったイメージを作品化し、夕焼けの茜空、逃げ去る車窓風景、木漏れ日、蜃気楼、水面などを表現する。

今展では樹木の模様が無数に開けられた穴によりトレースされたアクリル板に、光の三原色のライトをあて、夕暮れ時の樹木を表した作品「Inter being」や空撮をモチーフにした新作など4点が展示される。

INAXギャラリー特別企画展10daysセレクション
−予兆のかたち 10−
『山本努 展』
2008年8月20日(水)~8月30日(土)10:00~18:00
会場:INAXギャラリー2(東京・京橋)
休館日:日祝日
料金:無料

(画像:Inter being アクリル板、光サイズ直径110cm 2007)

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