8月31日に活動休止するインディーズ楽曲配信サイト「mF247」が、事業譲渡の優先交渉権を「Yahoo! オークション」に出品することが、mF247のオフィシャルサイトで発表された。オークション期間は8月25日から27日までとし、最低価格の1円からのスタートとなる。
落札者に対しては「落札=サイトの譲渡」ではなく、あくまでも事業譲渡の優先交渉権が与えられる。そのため、落札者にはmF247の事業計画を提出してもらうなど話し合いの席が設けられ、交渉がまとまらなかった場合はオークション手数料を引いた落札額が返還される。
なお、譲渡内容には登録楽曲やアーティストとの契約関係、権利のクリアランス関係などは含まれていない。
オークションに出品する理由は「既存の音楽業界からは生まれにくい新しい発想で、発展的に事業を引き継いでもらうことを期待している」とされている。
オークションの動向、アーティストの反応に注目が集まるところだ。