映画史上初めて全編監視カメラによる映像を使用し、通常の映画では決して描かれることのない衝撃的なプライバシー映像や事件、事故の決定的瞬間の数々を構成し、都市に生きる人々のリアルな日常を描いたドキュメンタリー映画『LOOK』が、9月6日(土)から公開される。
9.11のテロ後、アメリカでは防犯目的の監視カメラが国内の各地に設置された。その数は合計3,000万台以上にのぼり、毎週40億時間の映像を記録し続けている。なお、アメリカ人の71%がカメラの増加に賛成しており、37の州では試着室やトイレへのカメラ設置も許可されている。
同映画はアメリカ某都市での強盗、殺人、幼児誘拐、セクハラ、不倫、淫行、いじめなど、監視カメラが捉えたテレビでは放映できない衝撃の決定的瞬間を捉えた問題作。
監督は『ワンダーアーム・ストーリー』や『デトロイト・ロック・シティ』など、独創的な作品群で、カルト的な人気を誇るアダム・リフキン。1日平均200回以上監視カメラにその姿を撮影されているアメリカ人の実態に迫る作品だ。
『LOOK』
2008年9月6日(土)より、シネセゾン渋谷にてレイトロードショー
監督:アダム・リフキン
製作:ブラッド・ワイマン、バリー・シュラー
製作総指揮:ドナルド・カシュナー、リチャード・ビショップ ライン・プロデューサー:アルウィン・ハイト・カシュナー
提供:AMGエンタテインメント
配給:トルネード・フィルム、AMGエンタテインメント
(画像:© 2007 Captured Films,LLC)