ワタリウム美術館のコレクションを紹介するシリーズ、「I Love Art」の第9弾となる展覧会『アイ・ラブ・アート9展 美しい青い風が ー』が、12月7日(日)まで開催中だ。
近年、映画監督として注目を集めているジュリアン・シュナーベルの1988年の作品をはじめ、アメリカの現代音楽家ジョン・ケージのドローイング、日本の現代美術をリードした銅板画家、駒井哲郎の作品など、10年以上看板で覆われていたキース・ヘリングの壁画を同展覧会のために公開する。
作品に加え、作家との出会い、その作品が生まれた経緯や知らざるエピソードなど、それぞれの「コレクション物語」とあわせて知ることのできる機会となっている。
ワタリウム美術館コレクション
『アイ・ラブ・アート 9 展 美しい青い風が ー』
2008年9月5日(金)~12月7日(日)
会場:ワタリウム美術館(東京・表参道)
休館日:月曜日(祝日は開館)
出展作家:
カールステン・ニコライ
ジャン・ホワン
小沢剛
ホワン・ヨンピン
キース・ヘリング
ジュリアン・シュナーベル
フランツ・ウエスト
ニキ・ド・サン=ファール
アンディ・ウォーホル
ヨーゼフ・ボイス
駒井哲郎
ジョン・ケージ
瀧口修造
時間:11:00~19:00(毎週水曜日は21:00まで延長)
料金:大人1,000円 学生(25歳以下)800円
会期中何度でも入場できるパスポート制チケット
(画像上:カールステン・ニコライ「龍安寺」1999年、画像下:ジュリアン・シュナーベル 「オオカミ」1987年)