映画監督の市川準が、19日の未明に死去したことが明らかになった。食事中に倒れたとのこと。葬儀の日程は未定。59歳だった。
市川監督はCMディレクターとして「タンスにゴン」や「エバラ焼肉のたれ」などのテレビCMを手がけた後、87年に富田靖子主演の映画『BU・SU』で映画監督デビュー。
その後『病院で死ぬということ』、『ざわざわ下北沢』、『トニー滝谷』など、数多くの映画を監督していた。
最新の長編映画は07年の『あしたの私のつくり方』。また、新作の短編『but a suit』が10月18日開幕の東京国際映画祭に出品されることになっていた。