90年代初頭からの十数年で大きな変貌を遂げたメディア・アート。そんなメディア・アートの現在を伝える『EXTENDED SENSES 拡張された感覚―日韓メディア・アートの現在』が、NTTインターコミュニケーション・センター「ICC」にて11月3日まで開催中だ。
今回の展覧会は韓国・ソウルのギャラリーLOOPとソンシル大学大学院メディア学科、およびICCが共同で開催されており、韓国や日本、ひいてはアジアのメディア・アートにおける独自の表現語法とはなにか、日韓のテクノロジーを介したアプローチの差異とはなにか、といったことが中心的なテーマとなっている。
展示されるのは大量の「プラレール」のレールによって描かれた抽象的なパターンから生まれる拡張空間や、日用品を改造することで本来の意味から解放されたオブジェなど、それぞれの作品が、通常と違う角度から思考させるものや、既成概念で凝り固まった感覚を解放させる作品となっており、良質なメディア・アートの数々を楽しむことができる。
なお、『EXTENDED SENSES』は、ソウルのギャラリー「LOOP」にて2008年5月30日から7月10日まで開催されており、その日本展となる同展は、展示作品、出品作家の一部が変更されている。
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『EXTENDED SENSES 拡張された感覚―日韓メディア・アートの現在』
2008年9月23日(火・祝)~11月3日(月・祝)10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)
料金:一般・大学生500円 高校生以下無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
共同企画:ギャラリーLOOP、ソンシル大学大学院メディア学科
(画像上:パラモデル《パラモデリック・グラフィティ》2008年、画像下:ジン・キジョン《ディスカヴァリー》2007年)