ブラジルの創造力を27組のアーティスト、クリエイターの作品を通じて紹介する『ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力』が、東京都現代美術館で2009年1月12日まで開催中だ。
「トロピカリア」とは独自の文化の創造を目指し「熱帯に住む者の文化のオリジナリティ」をうたった芸術運動のこと。同展では多彩な色にあふれた迷路を歩いて色彩を自分の体全体で感じることのできるエリオ・オイチシカの作品や、エントランスのガラスに展開されるトロピカルな花の乱舞で作られた、ベアトリス・ミリャーゼスの作品など、新鮮で鮮やかな色の体験が来場者を待っている。
また、多くのパブリックアートを生み出している今年95歳のトミエ・オオタケや、マンガやアニメを引用するホジェリオ・デガキ(34歳)まで、日系1世から3世までにわたる世代の様々なジャンルで活躍する日系人アーティストの作品も紹介。
「生きることの喜び」を伝え、ストリートの人々の生が即興的に、そのままリズムや形になったかのように見えるブラジルの表現を楽しむことができる。
CINRA.NETでは、本展覧会の招待券を10組20名様にプレゼント致します!
※プレゼントの応募は終了いたしました。
お問い合わせページより、件名を「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力応募」とし、お問い合わせ内容欄にご住所をお書き添えの上、お送りください。当選は、招待券の発送をもって替えさせていただきます(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛に CINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2008年11月4日)。
『ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力』
2008年10月22日(水)~2009年1月12日(月・祝)10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都現代美術館 企画展示室1F、3F、アトリウム(東京・清澄白河)
出展アーティスト:
「建築」
リナ・ボ・バルジ
ルイ・オオタケ
「アート」
アシューム・ヴィヴィッド・アストロ・フォーカス(avaf)
アルトゥール・ビスポ・ド・ホザリオ
リジア・クラーク
ホジェリオ・デガキ
ルシア・コッホ
アンドレ・コマツ
レオニウソン
ルーベンス・マノ
マレッペ
シウド・メイレレス
ベアトリス・ミリャーゼス
ジウリアーノ・モンティージョ
ヴィック・ムニーズ
エルネスト・ネト
リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー
トミエ・オオタケ
エリオ・オイチシカ
オスジェメオス
リジア・パペ
ミラ・シェンデル
アナ・マリア・タヴァレス
エリカ・ヴェルズッティ
「ファッション」
イザベラ・カペト
ロナウド・フラガ/ ジュン・ナカオ
料金:一般1,200円 学生900円 中高校・65歳以上800円 小学生以下無料
休館日:月曜、12月28日~2009年1月1日(ただし、11月3日、24日、1月12日は開館、11月4日、11月25日は休館)