岡崎藝術座の新作2本立て公演、『リズム三兄妹』、『はやねはやおき朝御飯』が本日10月30日からこまばアゴラ劇場にて上演されている。
岡崎藝術座は2003年に主宰演出家の神里雄大と座長の岡崎誠二によって、坂口安吾原作の『堕落論』で旗揚げ。この夏にはチェルフィッチュの代表である岡田利規の代表作『三月の5日間』の初外部演出作となる公演を上演するなど好評を博している。
今回の新作『リズム三兄妹』、『はやねはやおき朝御飯』では、神里が戯曲の執筆から手がけており、現在若手劇団への出演でめざましい活躍を続け、映画『ぐるりのこと』にも出演している内田慈に加え、白神美央や、さらに自身のユニットであるPower Doll Engineで利賀演出家コンクールにも参加し、異彩の存在感を放つ億土点など強い個性と実力を備えた俳優陣が揃っている。
『リズム三兄弟』あらすじ
とある俳優に恋するショウコは、古風な一面をアピールしようと歌で告白することを決意する。ショウコは友達の利頭夢子(りず ゆめこ)に歌の相談するが、夢子は実はリズム三兄妹の末っ子だった。 一方、夢子の兄・利頭武(りず たけし)は、三兄妹が大ファンである国民的シンガー、巣恋歌(すごい うた)のリズムが微妙に狂ってきたことに気づいていた……
一方、朝公演となる『はやねはやおき朝御飯』は『リズム三兄妹』のスピンオフ物語となっており、11月3日(月・祝)、9日(日)の9:00~のみの上演。朝食つきという一風変わった仕掛けもあわせて楽しんで欲しい。
岡崎藝術座
『リズム三兄妹』
『はやねはやおき朝御飯』(朝公演)
2008年10月30日(木)~11月10日(月)
会場:こまばアゴラ劇場(東京・駒場)
作・演出:神里雄大
出演:
白神美央
内田慈
億土点
鷲尾英彰
坂倉奈津子
召田実子
西田夏奈子
料金:前売2,000円 当日2,500円 両公演共通券(前売のみ取扱い)3,500円
※全席自由・日時指定)、11月7日(金)14:00は、当日・前売とも500円引き(共通券には適応不可)
問い合わせ:岡崎藝術座 191-6476-9799