今年の7月に民事再生法の適用申請をしていた洋販ブックサービスから、傘下となっていた青山ブックセンターの青山本店、六本木店など5店舗と、流水書房の青山店、成田空港店など7店舗、計12店舗の運営事業を、ブックオフコーポレーションが出資し新たに設立する受け皿会社で運営することが明らかになった。
受け皿になる新会社は「青山ブックセンター株式会社」。ブックオフコーポレーションが全額出資し、資本金は5,000万円。譲受価格は2億5000万円となっており、売り上げに関しては年間25億円を見込んでいるという。
ブックオフコーポレーションは青山ブックセンターおよび流水書房の店舗運営に対して「当社は、これらの店舗を今までと変わらない形で存続させることに大きな社会的意義を感じております。また、店舗運営を通じて、売場づくり、マーチャンダイジング等のノウハウを吸収してまいりたい所存です。」と発表している。