風琴工房による、ロシアアヴァンギャルドの建築家たちの群像劇『機械と音楽』が、 王子小劇場にて11月17日(月)まで上演されている。
ロシア革命とともに隆盛した芸術運動「ロシアアヴァンギャルド」の中で、機械と音楽にかけては天才と呼ばれた建築家、イヴァン・レオニドフを中心に才能と政治と美のハザマで揺れ動く建築家達の姿を描いた本作。キャストには風琴工房メンバーに加え、双数姉妹の佐藤拓之、ヒンドゥー五千回の扇田拓也らが出演する。
風琴工房のウェブサイトでは、イヴァン・レオニドフの初期の代表作『レーニン研究所』にちなんだコンテンツも紹介。芝居をより深く楽しむための劇団メンバーによる建築レポートなどを掲載している。
風琴工房は1993年に旗揚げ。主宰は劇作家・演出家の詩森ろば。劇団名には「ことばという美しい音楽を奏でるための楽器でありたい」との願いがこめられている。
風琴工房code.26
『機械と音楽』
2008年11月6日(木)~17日(月)
会場:王子小劇場(東京・王子)
脚本・演出:詩森ろば
キャスト:
中田顕史郎
佐藤拓之(双数姉妹)
扇田拓也(ヒンドゥー五千回)
好宮温太郎(タテヨコ企画)
小山待子
浅倉洋介
宮嶋美子
津田湘子
渡邉真二
料金:
一般前売3,000円 当日3,300円
大学生2,000円 高校生以下1,500円 障碍者1,500円 ペア5,600円
(全席指定・一般前売以外は劇団のみ取り扱い)