ダンス公演『ラボ20 #20 Restart』が21日より、ST Spot(神奈川・横浜)にて開催される。公演は23日まで。
コンテンポラリーダンスにおける若手作家の発掘・育成を目標とするダンス企画「ラボ20」では、毎回異なるキュレーターを招き、若手作家たちによるダンス公演を実施している。
20回目を迎える今回、キュレーターを務めるのは、『HARAJUKU PERFORMANCE + SPECIAL』への出演も決定した室伏鴻。土方巽に師事し、1972年には「大駱駝艦」の創立・旗揚げに参加するなど国内外で独自の舞踏を披露している彼がデザインした公演で、才能溢れる若手作家たちのパフォーマンスが繰り広げられる。
危ういのが好き、縁にキワドくさらされたカラダが好き。
脆さとメタモルフォーズの、ふるえる境界で闘っているヒトが好き。
そして他へと接続する野蛮で繊細な意志の、断面が好き。
抵抗と惑乱。奇妙な、滑稽で悲惨なエレガンス。
とは言いつつ、あらゆる先入見を捨てて<生成する無垢の出来事>に
立ち会いたいと思います。ワンダー、それが(ダンスの)幸運です。
室伏鴻
なお、同公演に向けてボランティアスタッフも募集している。興味のある方はST Spotまで。
『ST Spot ラボ20 #20 Restart』
2008年11月21日(金)~23日(日)
会場:ST Spot(横浜)
キュレーター:室伏鴻(KO MUROBUSHI)
サポート・コレオグラファー:鈴木ユキオ(YUKIO SUZUKI)
出演:
Aプログラム
青山るりこ(RURIKO AOYAMA)
川上暁子(AKIKO KAWAKAMI)
清家悠圭(YUKA SEIKE)
林直美(NAOMI HAYASHI)
ヤスキチ(YASUKICHI)
山崎麻衣子(MAIKO YAMASAKI)
Bプログラム
小池陽子(YOKO KOIKE)+岡田理恵子(RIEKO OKADA)
澤田有紀(YUKI SAWADA)
関かおり(KAORI SEKI)
藤巻有貴(YUKI FUJIMAKI)
まくらとジョーロ(MA TO JYO)