恒星社厚生閣から『どこか〈問題化〉される若者たち』という本が出版され、竹熊健太郎のブログ「たけくまメモ」などで話題になっている。同書は10人の若手社会学者・研究者による論文集だ。
本書には10人の若手社会学者・研究者による論文が収録されており、まさしく「問題化」される対象であるだろう「若者たち」である世代にとっては、その「問題化」に対するもどかしさを感じていたのではないだろうか。
最近ではブログなどで「問題化」に向き合う若者も増えていることだろう。この本で、若手論者の社会学からの視点から見直してみるのもよいかもしれない。