アーティスト集団MIHO KANNOのメンバー千葉正也が、11月29日より2009年1月10日までシュウゴアーツにて初の個展『三ツ境』を開催する。作家の生まれ育った場所の名から『三ツ境』と題された今回の個展は、絵を描くという行為に対する千葉自身の姿勢を示す展示になる模様だ。
千葉正也は1980年生まれの若手アーティスト。同世代の注目株である池田光弘や写真家の徐美姫、ニューヨーク在住の画家イルバ・オーグランドと共にシュウゴアーツにてグループ展『4人展』を開催しているほか、『越後妻有アートトリエンナーレ2006』への参加、雑誌『STUDIO VOICE』にテキスト作品を掲載するなど様々な形で作品を発表している。
また同展の開催に伴い、MIHOKANNOより千葉のドローイング集『Every Monday Night 2006-2008』が刊行されることも決定。同作品集は、2006年から毎週月曜日の夜に1つのモチーフを描いた作品144点を集めたもの。オープング特別価格は500円と手の出し易い値段になっている。
CINRA.NETでは千葉正也も登場しているMIHO KANNOのインタビューを掲載しているので、是非ご一読頂きたい。なお、同じくMIHO KANNO大城絢もヒロミヨシイにて個展『Aya Ohki』を開催している。
千葉正也
『三ツ境』
2008年11月29日(土)~2009年1月10日(土)12:00~19:00
会場:シュウゴアーツ(東京・清澄白川)
料金:無料
休廊日:日・月曜日、祝日
(画像上:千葉正也 フレンドシップ 2008, oil on canvas 70x157.5cm、画像下:千葉正也 “Every Monday Night 2006-2008”)