大橋可也&ダンサーズが『帝国、エアリアル』を2008年12月28日(日)に「生きづらさを感じるあなたたちへ。身体、社会、日本をえぐる」とのキャッチフレーズのもと、新作公演を行う。
大橋可也&ダンサーズはハードコアダンスを提唱し、「ダンスとは何か」という根本的な問いかけに立ち向かうことを、その活動の主題としているダンスカンパニーであり、今年の公演『明晰の鎖』やDIRECT CONTACT 2で上演された『Black Swan』などでは、その空間と身体とを真っ向から対峙していた。
今回の公演ではBLIND EMISSION a.k.a. 伊東篤宏(OPTRON、electronics、metal junk、etc) featuring HIKO(drums、percussion、etc) が参加しており、音楽も興味深い公演になりそうだ。
彼らのチケット販売方法は少し特殊であり、「格差社会を芸術にとっても重要な課題と考えている」ため3種類の料金設定によってチケットを販売している。
チケットAは20,000円(お金に余裕があるので作品に貢献したい人向け)、チケットBは3,000円(前売)/4000円(当日)(普通に作品を見たい人向け)、チケットCは0円(前売)(お金に余裕がないが、どうしても作品を見る必要がある人向け)。
チケットA,Bはチケットぴあ、イープラス、JCDNダンスリザーブで購入できるが、チケットCは事前に申し込みが必要だ。詳細末尾に記してあるので、どうしても作品を見る必要がある人は申し込むべきだろう。
なお、12月9日(火)には、渋谷の青い部屋にて、プレイベント『帝国ナイト』を開催。出演には大橋可也&ダンサーズをはじめ、批評家の木村覚らによるトーク、大谷能生らによるライブも行われる。
『帝国ナイト』
音楽×トーク×パフォーマンスによる「帝国、エアリアル」決起集会
2008年12月9日(火)19:00~23:00
会場:青い部屋(東京・渋谷)
ライブ:
hoof:舩橋陽(saxophone)+大谷能生(saxophone)+大島輝之(guitar)+服部正嗣(drums)
PLUGDEAD:DeAthAnovA(drums)+野本直輝(analog syn)
伊東篤宏(OPTRON)+HIKO(drums)
志人(降神)
トーク:
浅尾大輔(作家・超左翼マガジン「ロスジェネ」編集長)
大澤信亮(批評家・超左翼マガジン「ロスジェネ」編集委員)
木村覚(美学・ダンス批評)
大橋可也
パフォーマンス:
大橋可也&ダンサーズ
料金:2,000円(+ドリンクオーダー)
問い合わせ:大橋可也&ダンサーズ
大橋可也&ダンサーズ新作公演
『帝国、エアリアル』
200年12月28日(日)15:00 / 18:00 の2公演(開場は開演の30分前)
会場:新国立劇場 小劇場(東京・初台)
出演:
江夏令奈
垣内友香里
皆木正純
前田尚子
多田汐里
とまるながこ
いとうみえ
中川敬文
山田歩
坂間真実
山下靖夫
石井則仁
後藤剛範
目黒大路
音楽:
BLIND EMISSION a.k.a. 伊東篤宏(OPTRON, electronics, metal junk, etc) featuring HIKO(drums, percussion, etc)
料金:
チケットA20,000円(前売のみ)※作品に貢献したい方向け
チケットB:3,000円(前売のみ)4,000円(当日)
チケットC:0円(前売のみ)
チケットC申し込み方法:
下記申し込み先まで以下の内容を往復はがきで送付のこと。
[名前、住所、電話番号、メールアドレス、希望日時、私は何故に大橋可也&ダンサーズの作品を無料で見る必要があるのか(書式自由)]
申込先:
〒135-0047
東京都江東区富岡2-7-9 矢野第五ビル301
大橋可也&ダンサーズチケットC係
〆切:2008年12月20日(消印有効)