初台のワコウ・ワークス・オブ・アートにて、これまでに同画廊で紹介してきたアーティストであるゲルハルト・リヒター、アンドレアス・スロミンスキー、ヴォルフガング・ティルマンス、ジェームス・ウェリングの国内未発表作品と、ベルギー出身の新進作家エレン・デ・ミュッターのペインティングを紹介する『Pictures』展が、12月19日から開催される。
エレン・デ・ミュッターはアントワープ在住。幼少期の記憶にヒントを得て、自伝的な要素を秘めた作品を多く制作しており、鮮やかな色彩と落ち着いた色彩を独特のリズムで融合させ、楽園を描いているような華やかさがある一方、どこかもの悲しさが共存する画面を作り出している。
なお同展には、昨年の夏に行われた『from/to#4』に参加した横井七菜の新作ペインティングの展示も行われる。
『Pictures』
2008年12月19日(金)~2009年1月24日(土)
会場:ワコウ・ワークス・オブ・アート(東京・初台)11:00~19:00
出展作家:
ゲルハルト・リヒター
アンドレアス・スロミンスキー
ヴォルフガング・ティルマンス
ジェームス・ウェリング
エレン・デ・ミュッター
横井七菜
料金:無料
休廊日:日・月曜、祝日