文化庁主催の若手アーティスト展示『DOMANI/明日展』、今年から国立新美で開催

文化庁が将来の芸術家を育成するために昭和42年から実施している「芸術家在外研修」というものがある。これからの芸術家が海外に留学して経験を積むための制度で、この成果を発表する展示が『DOMANI・明日展』と題し、毎年行なわれている。

これまでも、小林孝亘、丸山直文など、すでに評価を受けている作家から、デビュー前の作家まで、多くのアーティストがこの制度を利用してきた。

今年の展覧会から、会場を国立新美術館に移し、12月13日(土)から1月26日(土)まで開催される。出品作家は、舟越桂、ヒグマ春夫、開発好明など、表現ジャンルを問わないアーティスト15名。会期中は、アーティスト自身が語るギャラリー・トークやアート・パフォーマンスまで、様々なイベントが開催予定だ。


未来を担う美術家たち
『DOMANI・明日展2008』

2008年12月13日(土)~ 2009年1月26日(月)
10:00~18:00(金曜日は20:00まで/入館は閉館30分前まで)        
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)
休館日:火曜日 (12月23日(火)は開館し、翌日24日(水)~1月6日(火)休館)
料金:一般当日1,000円  大学生700円  高校生以下は無料

出展作家:
中井貞次(染織)
田中信太郎(彫刻)
原直久(写真)
石井勢津子(ホログラフィー)
舟越桂(彫刻)
山本富章(絵画)
ヒグマ春夫(映像)
馬場磨貴(写真)
小林浩(絵画)
開発好明(現代美術)
駒形克哉(絵画)
伴戸玲伊子(日本画)
山本晶(絵画)
小山利枝子(絵画)
菱山裕子(立体)

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