革命家のカリスマ、シンボルとして今でも多くの人々から敬愛されるキューバの革命家、チェ・ゲバラの半生を描いた2部作が2009年1月に公開される。
チェ・ゲバラが医者として旅をしてフィデル・カストロと出会ってから、独裁政権だったキューバに革命を起こすまでの物語を描いた本作。前編が『チェ 28歳の革命』というタイトルで1月10日より全国公開、後編の『チェ 39歳別れの手紙』が続いて1月31日に連続ロードショーされる。
監督は、『セックスと嘘とビデオテープ』(1989年)で衝撃のデビューを果たし、最近ではジョージ・クルーニーやブラッド・ピットの他贅沢な俳優陣で彩られる『オーシャンズ』シリーズを手がけるスティーブン・ソダーバーグ。ゲバラ役はベニチオ・デル・トロで、2008年のカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞している。
「かつて、本気で世界を変えようとした男がいた。」というのが、本作のキャッチコピー。20世紀の英雄として未だ色褪せないその魅力を、2部通算4時間30分という長編でじっくりと味わっていただきたい。
『チェ 28歳の革命』
2009年1月10日より全国ロードショー
『チェ 39歳別れの手紙』
2009年1月31日より全国ロードショー
監督・撮影:スティーブン・ソダーバーグ
製作:ローラ・ビックフォード、ベニチオ・デル・トロ
製作国:スペイン・フランス・アメリカ合作映画
出演:
ベニチオ・デル・トロ
デミアン・ビチル
サンティアゴ・カブレラ
エルビラ・ミンゲス
カタリーナ・サンディノ・モレノ
ロドリゴ・サントロ
ほか
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