毎年3月のライプツィヒ・ブックフェアで公開されている「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書とともに、このコンクールの上位入選の常連である日本、ドイツ、オランダ、スイス、フランス、チェコ、韓国の7カ国の優れたデザインの書籍240冊を紹介する展覧会が、現在印刷博物館にて開催中だ。
この展覧会は、現在の世界のブックデザインおよび造本技術の水準を、実際に手に取って確かめられるところが魅力のひとつ。関連講演会も開催されており、12月14日(日)には「日本ブックデザインの現状」と題してエディトリアルデザイナーの中垣信夫の講演が行われ、1月18日(日)には「ドイツの最も美しい本2007」講演も予定されている。詳しい情報は公式ホームページを参照のこと。
『世界のブックデザイン 2007-08』
2008年11月22日(土)~2009年1月18日(日)10:00~18:00
会場:印刷博物館 P&Pギャラリー
料金:無料
休館日:月曜日(ただし1月12日は開館。12月27日(土)~1月5日(月)、1月13日は閉館)