水面の底にあるどこまでも深い青、次世代ポストロックの代表格nenemの2ndミニアルバム

2008.12.27 Sat

インストバンドのイメージや常識を超え、前作も話題となった5人組インストバンドnenem。そんな彼らが、2ndミニアルバム『deep shape blue』を2009年1月14日に発売する。

nenemは、映画、映像に生で音楽をつけることをコンセプトに2002年に結成。ロックをベースにしながらもジャンルに関係なく、オルタナティヴなバンド・サウンドを作り上げてきた。各メンバーはセカイイチ、What's Love?、K.P.M.、stefanieなどでも活動中だ。

本作は、東京にいながらにして海を越え、フィヨルドに辿りついたかのごとく、深く鋭角で美しい作品となった。4曲目“desart dub”では、ゲスト・ミュージシャンとしてSOIL &"PIMP"SESSIONSのダブゾンビ（Tp）を迎え、より強度なサウンドを手に入れることに成功している。

今年『渚MUSIC FESTIVAL2008』にも出演し、次世代のポストロックを代表する存在として話題になり、評価も高まってきたnenem。2009年冬、さらなる進化を遂げる彼らの紡ぎだすサウンドから目が離せない。なお、2月26日のCINRAが主催するフリーライブイベント『exPoP!!!!! volume23』にも出演が決定。こちらもお見逃しなく。