数ある書籍の賞の中でも、新刊書の書店で働く「書店員」の投票だけで選ばれることで知られる『2009年本屋大賞』のノミネート作品が発表された。昨年の11月1日から2009年1月12日まで行われた一次投票には、は全国327書店から411人の投票があったという。
ノミネート作品は、第140回直木賞に選ばれた天童荒太の『悼む人』や『2008年本屋大賞』を受賞した伊坂幸太郎の『モダンタイムス』など計10作品となっている。
ノミネート作品の中から大賞を選ぶ2次投票は2月28日まで受け付けており、4月6日に大賞作品が発表される。
『2009年本屋大賞』ノミネート作品
『悼む人』天童荒太(文藝春秋)
『告白』湊かなえ(双葉社)
『出星前夜』飯嶋和一(小学館)
『ジョーカー・ゲーム』柳広司(角川書店)
『新世界より』貴志祐介(講談社)
『テンペスト』池上永一(角川書店)
『のぼうの城』和田竜(小学館)
『ボックス!』百田尚樹(太田出版)
『モダンタイムス』伊坂幸太郎(講談社)
『流星の絆』東野圭吾(講談社)