2月3日からの3日間、和菓子をデザインする展覧会『和菓子のかたち 展 −5人のクリエーターによる新しい和菓子のデザイン−』が、京懐石の老舗・柿傳のギャラリーで開かれる。主催は白金台を拠点にジャンルを超えたデザイン活動を行っているネットワーク「Foro08(フォロ・ゼロット)」
五感を刺激する総合芸術ともいわれる和菓子の世界。この小宇宙を、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫、minä perhonenのデザイナーの皆川明、グラフィックデザイナーの松下計など、普段は全く異なるジャンルで活躍するデザイナーたちが独自の解釈でデザインを試みる。
それらのデザイン作品はとらやの熟練の職人たちによって具現化。会期中は実際に和菓子を食べることのできる機会も予定しているとのこと。日本の伝統文化とデザインの関係性を探る実験的試行をおいしく考えてほしい。
『和菓子のかたち 展 −5人のクリエーターによる新しい和菓子のデザイン−』
2009年2月3日(火)~2月5日(木)11:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場:柿傳ギャラリー(新宿)
出品作家(五十音順):
今村創平(建築家)
西森陸雄(建築家)
橋本夕紀夫(インテリア・デザイナー)
松下計(グラフィック・デザイナー)
皆川明(ファッション・デザイナー)
和菓子制作:とらや
主宰:西森陸雄(foro 08)
オープニングパーティー
2009年2月3日(火)17:00~18:30
(画像右上:橋本夕紀夫「水中花」、画像左下:皆川明「闇光」、撮影:宮濱祐美子)