80歳で生まれて若返っていく男の人生、フィッツジェラルド原作『ベンジャミン・バトン』

F・スコット・フィッツジェラルドが1920年代に書いた短編をもとに、80歳で生まれて若返っていくひとりの男の姿を描いた映画『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』が、2月7日（土）より丸の内ピカデリーにて全国公開される。

舞台は1918年のニューオーリンズ。黒人女性クイニーは、置き去りにされた赤ん坊を拾う。ベンジャミンと名づけられた彼は、80歳で生まれ、成長とともに若返っていくという数奇な人生を歩むこととなる。少女デイジーや、彼を捨てた実父など数え切れない出会いと別れの中で、彼は生きる意味を見出す。

彼の人生を大きく変えたのは生涯思い続けたデイジーだった。喜びも悲しみも孤独も知った人生の真ん中で、遂にほぼ同じ年齢を迎えた二人は結ばれる。だが、愛に満ちた幸せな日々の中で、二人は再び時間に引き裂かれることを恐れ始め、日に日に若返る彼はある決意をする。二人は求め続けた「永遠～時を超える愛～」を、見つけることができるのだろうか？

キャストはブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン。監督には時代を代表するデビッド・フィンチャーなど、一流のスタッフ・キャストたちが集合。早くも全米マスコミの注目を集め、批評家たちはこの勢いはオスカーまで続くと絶賛の声を惜しまない。

出会った人々とはいつか必ず別れる運命をたどるからこそ、この一瞬一瞬を大切に生きたい。特別な運命を生き抜いたベンジャミンの曇りなき瞳を通して、人生の素晴らしさを見せてくれる愛の詰まった感動巨編だ。

（画像：© 2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros. Entertainment All Rights Reserved.）

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• 『ベンジャミン・バトン−数奇な人生−』オフィシャルサイト