ストリートの風景から発想した服が同アートショップに潜入する企画『「STORYとWEAR」~物語に着せる服、景観との対話~』が、恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで2月1日(日)まで開催されている。
この企画は、武蔵野美術大学・津村耕佑/トースティー・ゼミとの共同で行われるもの。「STORYとWEAR」をテーマにした学生の作品発表を、ギャラリースペースではなくアートショップ内で展開する実験的な試みだ。
自身のファッションブランド『FINAL HOME』で都市空間と生活をラディカルに再考させる服飾をはみ出す衣を提案する津村による、フレッシュな学生のアイディアを学部の外や、街、書店の中へ広げるプレゼンテーションプランだ。
津村は1959年生まれのファッションデザイナー。自身のファッションブランド『FINAL HOME』では、都市空間と生活をラディカルに再考させ、服飾をはみ出す衣を提案しているほか、時代・社会・都市を見つめる造形作家としても制作活動中。08年度から武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授に就任している。トースティーは、絵画科在学中に生まれた分身「トーストガール」として頭の上でパンを焼くライブパフォーマンスを中心に映像、音楽制作等をしているアーティストだ。
さまざまな文化や歴史が入り交じり、複雑さは加速度を増すばかりの日々の暮らしと、その中で大きな要素となりつつあるファッション、それらの関係を再考しポジティブに変換したゼミの学生8人による作品に出会えるはずだ。
『「STORYとWEAR」~ 物語に着せる服、景観との対話 ~』
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科3年 Social Essence Laboratory (津村耕佑 / トースティー・ゼミ)
2009年1月23日(金)~2月1日(日)
時間:12:00~20:00
会場:NADiff a/p/a/r/t 1F店内(東京・恵比寿)
休館日:無休
料金:無料
オープニング・パーティー
2009年1月23日(金)18:30~20:00