グラフィックアート情報誌『アイデア』のエミール・ルーダー特集号の刊行記念トークショーが、2月14日(土)に青山ブックセンターカルチャーサロンにて開催される。
エミール・ルーダーはバーゼルを拠点に活動し、スイス・タイポグラフィに大きな足跡を残した人物。音楽や東洋の美学に強い関心を寄せたルーダーは数多くの名作を作り出しており、それらのリズムと緊張に満ちた斬新なタイポグラフィはタイポ業界に大きな衝撃を与えた。
同イベントに出演するのは教育活動にも熱心だったルーダーの教え子の一人として、日本でも活躍しているタイポグラファーのヘルムート・シュミット、日本語フォントと関連技術の開発に従事している山本太郎、そして『アイデア』編集長の室賀清徳の3名。
当日はルーダーの人物像に加え、タイポグラフィ観に迫りながら、これまで日本で語られることがあまりなかった作品について語られる予定だ。
なお、本店ギャラリーでは2月9日から3月5日まで刊行記念展示として『エミール・ルーダー タイポグラフィ, エミール・ルーダー フィロソフィ』を同時に展示する。
『アイデア No.333 特集「エミール・ルーダー」』刊行記念トークショー
『エミール・ルーダー そのタイポグラフィと哲学』
2009年2月14日(土)17:00~19:00(開場16:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
出演:
ヘルムート・シュミット
山本太郎
室賀清徳
定員:120名
料金:700円(税込)※電話予約の上、当日精算
電話予約・問い合わせ:青山ブックセンター本店 03-5485-5511(10:00~22:00)