様々なジャンルのアーティストの参加を呼びかけ、ロックフェスのような映画祭を実行してきた「CO2」による映画祭『シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション-CO2』が、大阪の梅田HEP HALLで行われる。5回目となる今年は、2月26日から4日間の開催。
この映画展は選考を勝ち抜いた5名が助成金によって映画を制作する「企画制作部門」、全国からの応募による「オープン・コンペ部門」、アーティストによるイベント盛り沢山の「特別企画部門」の3部門に分かれている。
その中でも見所は映画祭にとどまらない「特別企画部門」。映画監督の青山真治や七里圭、束芋らによるトークショーや、ドラびでお、ジム・オルーク、康浩郎が参戦する「凸凹惑星」の超絶セッションライブ、その他ブルーレイの限界に挑んだタナカカツキの超高画質CGアニメーション作品の上映など刺激的な催しが用意されている。
過去の映画祭でも『ジャーマン+雨』の横浜聡子や『ガール・スパークス』の石井裕也など優れた才能を輩出しており、今年もどんな監督が発掘されるのか楽しみだ。ここには書ききれないほどイベントが他にもぎっしり予定されているので、詳細はウェブサイトをチェックして欲しい。
『シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション-CO2』
2009年2月26日(木)、27日(金)、28日(土)、3月1日(日)
会場:HEPHALL(大阪・梅田)
料金:
前売 全日券3,200円 一日券1,200円
当日 一日券1,500円
※チケットぴあにて取り扱い(Pコード:460-479)
(画像:画・川崎タカオ)