日本地図完成に命をかけた男たちを描いた大作『劔岳 点の記』、浅野忠信と宮崎あおいが夫婦役

日本人の心と大自然を撮り続けてきたカメラマン木村大作の50年の映画人生をかけた、『劔岳 点の記』が、6月から公開される。

舞台は明治40年、その険しさと神秘さから「針の山」と言われていた未踏峰・劔岳に挑んだ陸軍所属の測量隊7名。彼らは名誉や利益のためではなく、ただ日本地図の作成という仕事の誇りのためだけに険しい山道の開拓に挑む。ガレキだらけの尾根や雪崩や暴風雨が行く手を阻み、またライバルの登頂計画に初登頂のプレッシャーがかかる。果たして彼らは2999mの登頂に成功し、無事に地図作成の任務を完了することができるのか。

撮影地点2500m以上、体感温度氷点下30度以上という壮絶な環境で、2年をかけて撮影された壮大な物語だ。キャストは責任感が強い寡黙な測量隊の隊長・柴崎に浅野忠信、案内人・宇治に香川照之、柴崎の妻を宮崎あおいが演じるなど、世界に活躍する豪華なキャストがそろっている。

なお、木村大作監督はは宣伝活動も兼ね、自家用車で全国47都道府県を行脚中。現在オフィシャルサイトでは、監督からのメッセージ動画が配信されている。

（画像：©2009「劔岳 点の記」製作委員会）

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• 映画『劔岳 点の記』公式サイト