現代ファッションに多大な影響を与えたフォトグラファーの巨匠達の作品が3月より神戸ファッション美術館にて一同に公開される。
展示されるのは、フェティシズムな女性ヌード作品で有名なヘルムート・ニュートン、モデルの個性や魂を捉える作品でファッション写真を芸術まで高めたリチャード・アヴェドン、マドンナを被写体に多く起用したスティーブン・マイゼル、近年はビョークなどミュージシャンをモデルにテクノロジカルな作品を発表しているニック・ナイトらの作品。
企業が消費者に対するアピールの手段として捉えがちなファッション写真だが、そこには写真家の様々なクリエイションが存在しているのだ。彼らのアイデアによってヴォーグ誌をはじめとするファッション雑誌が成功したといっても過言ではない。巨匠達のモードと親密な関係にあるファッション写真をぜひ堪能してほしい。
『Fashion Photography Exhibition』
2009年3月1日(日)~3月14日(土)10:00~18:00(入場は17:30まで)
会場:神戸ファッション美術館4階ギャラリー
料金:無料
定休日:水曜日
主催:神戸ファッション美術館