昨年9月に公開された映画『おくりびと』が、映画界最高の栄誉とされる第81回アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した。
滝田洋二郎監督作品『おくりびと』は、遺体を棺に納める納棺師を主人公にした作品。新人の「納棺師」を本木雅弘が、広末涼子がその妻を演じた。アカデミー賞への日本映画の同部門へのノミネートは12作目、同部門の受賞は史上初の快挙となる。
なお、同日には加藤久仁生監督のアニメーション作品『つみきのいえ』の短編アニメーション賞受賞も発表されたばかり。また、ダニー・ボイル監督作『スラムドッグ$ミリオネア』が作品賞や監督賞など今年最多となる8部門で受賞をしている。