世界を巡る旅先での出会いや不思議なおじいちゃんたちなど、時間の記憶を探る写真展

写真集シリーズ『PHOTO+（フォトプリュス）』の発売を記念した写真展が、原宿・ROCKETで2企画連続で開催される。『PHOTO+』はルーマニア、ブルガリア、スペイン、ギリシャなど世界各国の旅先で出会った人物や風景、瞬間を切り取った写真集シリーズ。

前半の3月13日から開催されるのは、世界中をフィールドに活躍し、その静謐な写真表現と独特なカラーが国内外を問わず高い評価を得ている写真家・高橋ヨーコによる写真展『East Side Hotel』を開催。

旧ソ連や東欧の忘れ去られたような町で出会った古びたホテル、宿のない町で民家のひと部屋だけをホテル代わりに間借りする一風変わった宿など、彼女が出会った世界各国の宿やその部屋の窓からの景色、そして旅先で暮らす人々の写真を展示する。

3 月20日からは、2001年に独立してフリーとなり雑誌や広告などで活動中の期待の若手写真家・木寺紀雄による『おじいちゃん。おばあちゃん。』を開催。変わった服装で町を歩くおじいちゃん、居合わせたレストランで唐突に始まる同窓会など、木寺紀雄が旅先で偶然出会った「おじいちゃん」と「おばあちゃん」の日常と暖かな表情を写している。

（画像上2作品：高橋ヨーコ、画像下2作品：木寺紀雄）

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