太田出版が発行する『本人』が、3月10日(火)発売のvol.9号でリニューアルして刊行される。『本人』は俳優・演出家・脚本家とマルチに活動する松尾スズキがスーパーバイザーをつとめている季刊雑誌。
リニューアル号となる今号の巻頭ロングインタビューは、「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」を生み出した「ひろゆき」こと西村博之が登場。自身が抱える多くの訴訟から逮捕説まで、40ページにわたって胸の内を真摯に告白している。
また、ホリエモンでおなじみの実業家・堀江貴文が同誌初登場。「就職しないで生きるには」と題し、内定取り消しや派遣切り、深刻化するリストラに翻弄される人々にエールを送るテキストを掲載。
アート界からは昨年10月に広島・原爆ドームの上空に飛行機雲で「ピカッ」という文字を描いたアーティスト集団「Chim↑Pom」の中心メンバーである卯城竜太が、実際に原子爆弾で亡くなった人々に対して行動を報告する文章を寄せるなど、世の中のさまざまな問題に着目し、その人自身の視点から現代のさまざまな問題を浮き彫りにする内容となっている。