平川恒太の個展『人間、自然、社会』が、渋谷区上原のGALLERY at lammfrommにて4月27日(月)まで開催されている。
平川は現在、多摩美術大学の油画科2年に在籍中。すでに、『THE SIX』『東京ワンダーシード』『群馬青年ビエンナーレ』など数々のアート展へ出品・入選を果たしており、注目株の若手作家だ。平川の作品に描かれるのは、小さな人間と角を持った鬼、など一風変わった取り合わせ。それらはまるで、自然と人間と不思議な生き物たちが共生する古い時代の風景のようでも、未来的なパラレルワールドのようでもある。
初個展となる今回の展示は、平川が昨年旅行した沖縄で感じたことなどを、「人間、自然、社会」という切り口で制作した新作を出展。弱冠20歳のアーティストが絵画に込めたストレートなメッセージを、じっくり感じてみたい。
平川恒太
『人間、自然、社会』
2009年3月13日(金)~4月27日(月)
会場:GALLERY at lammfromm(東京・代々木八幡/代々木公園)
時間:月~金 12:00~20:00、土 11:00~20:00、日・祝日11:00~19:00
会期中無休
料金:無料
(画像:「人間、自然、記憶」2009年 アクリル、油彩、キャンバス、パネル 53.0×145.6cm © Kota Hirakawa)