鑑賞者との相関で生まれる「光の絵画空間」、大庭大介『The Light Field −光の場−』

昨年『THE ECHO』展などに参加したアーティスト大庭大介が、4月4日まで東京のSCAI THE BATHHOUSEにて展示を行っている。大庭の個展は2006年4月にmagical, ARTROOMで行われて以来、およそ3年振りとなる。

偏光パール系の絵の具を用いた大庭の絵画作品は、光の移ろいと鑑賞者の位置によって色彩が変化する。今回展示する作品は木や山を描いた風景画であるだけでなく、大庭が仕掛けた「光のイリュージョン」効果によって、画面から光が発せられるかのような崇高な「光の場」を感じられるものとなっている。

今回SCAI THE BATHHOUSEでは、縦2m・横7.5mという5枚組の大作をはじめ、約7点の新作具象画を展示する。鑑賞者と相関し、そのイリュージョンで見る者を包み込む「光の絵画空間」を存分に体感して欲しい。

また、恵比寿のmagical, ARTROOMでも同時に個展を開催。こちらでは5点の抽象画を発表する。

大庭大介
『The Light Field −光の場−』

2009年3月6日(金)~4月4日(土)12:00~19:00
会場:SCAI THE BATHHOUSE(東京・谷中)
休廊日:日・月・祝日
料金:無料

同時開催

2009年3月6日(金)~4月5日(日)12:00~20:00
会場:magical, ARTROOM(東京・恵比寿)
会期中無休
料金:無料

(画像:大庭大介 UROBOROS(woods) 2008 140 x 170 cm acrylic on cotton)

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