ミュージックビデオの制作やVJなどの映像分野、さらに現代美術作品、ファッションブランドまで幅広い創作活動を展開するアーティスト・三嶋章義の新作個展『FAMILY』が、4月4日(土)よりNANZUKA UNDERGROUNDにて開催する。
三嶋は国内外のデザイン、アートシーンの第一線で活躍しているクリエイティブ集団「エンライトメント」で活動。三嶋にとって3度目の個展となる同展は、2006年に開催されたデビュー個展『QUARTER』の続編映像作品となっており、ミクストメディアのマスク群からなるインスタレーションとなる予定となっている。
『QUARTER』において、三嶋は、戦後第三世代を生きる自らの文化的なルーツとリアリティーを「第一世代(祖父母)における衝突」「第二世代(父母)における支配と葛藤」「第三世代(自分)における受容と融合」と分析し、自らの世代が未来に負う責任と可能性について表してきた。
今回の個展では映像作品とミクストメディアのマスク群からなるインスタレーションとなる予定。人類と地球上のあらゆる生命体が持つ根源的な繋がりに着目し、互いの平和的共存の可能性を『FAMILY』というタイトルに託しているという。
なお、同展はNanzuka Undergroundが白金ギャラリーコンプレックスに居を移して初の展覧会となる。なお、Shirokane Art Complexグランドオープンと併せたオープニングレセプションが、公開初日に行われる。
三嶋章義個展
『FAMILY』
2009年4月4日(土)~5月2日(土)
会場:NANZUKA UNDERGROUND(東京・白金)
料金:無料
オープニングレセプション
2009年4月4日(土)15:00~20:00