さまざまな媒体を通して表現を続けるアーティスト、MAYA MAXXの個展が、5月9日まで清澄白河の版画工房KIDO Pressで開催されている。
個展の主役となるのはMAYA MAXXがNYの水族館で衝撃の出会いを果たしたというラッコ。何も気にせず、ただ生きていることを楽しんでいるような自由な姿が、彼女の躍動感あふれるタッチによって生き生きと描かれている。MAYA MAXXの作品に共通して表れる有機的で不規則な黒く力強い線から、ラッコの動きと毛並みから醸し出される愛くるしさや、ボアっとした感じの魅力が伝わってくるだろう。
「数々のラッコがあちこちすいすい泳いでいるのを見に来てください。多分「ま、いいか!」と思っていただけると思います。だってラッコってそういう生き物ですから。 」とコメントする彼女の愛と優しさに溢れたカラフルなラッコたちから、生きていることの素晴らしさをぜひ感じてほしい。
『MAYA MAXX展』
2009年4月4日(土)~5月9日(土)12:00~19:00
会場:KIDO Press(東京・清澄白河)
定休日:月曜、日曜、祝日
(画像:Copyright©2009 MAYA MAXX and KIDO Press, Inc. All rights reserved.)