『時かけ』の細田守監督最新作『サマーウォーズ』は「親戚」が世界を救う大家族アクション

さわやかな青春を描き、日本アカデミー賞をなど数多くの賞を受賞した映画『時をかける少女』の監督・細田守の最新映画『サマーウォーズ』が、今夏ロードショーされる。

『サマーウォーズ』の主人公は天才的な数学力を持ちながらも、ちょっと弱気で人付き合いの苦手な高校2年生の健二。憧れの先輩・夏希から、彼女の「お婿さん」を演じるという妙なアルバイトを頼まれた健二は、長野にある夏希の曾祖母の家に向かう。

にぎやかな親戚の面々に気おされながらも奮闘したその夜、彼の携帯に数学の難問が書かれた差出人不明のメールが届く。得意の数学に夢中になり、健二はついにその答えを導き出すが、その翌日に世界は大きく一変。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていた。「身内がしでかした間違いは、一家でカタをつけるよ！」という栄の号令のもと、健二と夏希そしてご親戚の面々が、一致団結して、世界の危機に立ち向かう･･･。

脚本に奥寺佐渡子、キャラクターデザインに貞本義行など、『時をかける少女』のスタッフを再結集させた細田監督が次に挑んだのは、世界中で突然沸き起こった危機に、地方都市の大家族が戦いを挑む物語だった。主人公はもちろん取り巻く家族、親戚の全員が主人公ともいえる、新しい「大家族アクション映画」となっている。

（画像：©2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS）

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• 映画「サマーウォーズ」公式サイト