自然や動物との関わりを真摯に問う、丹羽良徳展『振り向いてよ共同体』

国際的に活動するパフォーマンスアーティスト、丹羽良徳による展覧会『振り向いてよ共同体』が、5月9日から開催される。

丹羽は、多摩美術大学映像演劇学科卒業後、自然や動物と関わりながらの肉体的かつ社会的な作品を数多く企画。鳥インフルエンザの流行時に、鶏にイラク戦争や身の回り様々な問いを投げかけるプロジェクト“ヤンキー養鶏場”や、世界中の水たまりを口で吸い上げ別の水たまりに移しかえる“水たまりAを水たまりBに移しかえる”などのプロジェクトを、これまでに日本国内や海外で発表している。

今回の展示では、“結婚を決意できない友人の為に深夜2時街灯の下で結婚式をする”を含めた写真やビデオや平面作品など、これまで丹羽があまり挑戦してこなかった新作を紹介する。

また、5月9日のレセプションパーティーでは、パフォーマンス“始めて出会う人を胴上げする”を予定。丹羽作品が誕生する瞬間に立ち会うことができるかもしれない。

※情報配信後に会場が変更になりました

（画像：結婚を決意できない友人の為に深夜2時街灯の下で結婚式をする」ラムダプリント（2009））

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