カンヌ映画祭「ある視点部門」に正式出品、ポン・ジュノ監督『母なる証明』

5月13日から開催される『カンヌ国際映画祭』の「ある視点部門」に、ポン・ジュノ監督による最新作『母なる証明(原題:Mother)』の正式出品が決定した。

『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』などの作品が国際的に高く評価され、韓国内の興収記録を次々と塗り替えてきた同監督。本作品は、昨年度のオムニバス映画『TOKYO!』に続き、2年連続の出品となる。

『母なる証明』で描かれるのは、静かな町に起こった凄惨な女子高生殺人事件。事件の容疑者となり身柄を拘束された息子の無実を信じ、その冤罪を晴らすため、真犯人を追って独走していく母親の姿を、スピード感あふれる映像で表現している。

出演は、韓国でも国民的人気を誇る女優キム・ヘジャと、韓流ブームの先駆けとしてその卓越した演技力に定評の高い俳優ウォンビン。同作は日本でも今秋、シネマライズ等で全国ロードショーされる予定だ。

『母なる証明』

カンヌ国際映画祭「ある視点部門」出品作品
2009年秋、シネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9他全国ロードショー

監督:ポン・ジュノ
原題:『Mother』

出演:
キム・ヘジャ
ウォンビン

配給:ビターズ・エンド

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