演劇集団キャラメルボックス、ベストセラー小説『容疑者Xの献身』を舞台化

演劇集団キャラメルボックスは30日より、サンシャイン劇場（東京・池袋）にて舞台『容疑者Xの献身』を上演する。

原作は、映画化もされた東野圭吾の直木賞受賞作『容疑者Xの献身』。文庫版は発売3ヶ月で150万部を突破するヒットとなった傑作ミステリーが遂に舞台に登場する。帝都大学理学部物理学科の准教授・湯川学、そして彼が「僕の知る限り、本物の天才」と評する男、高校の数学教師・石神哲哉。ひとつの殺人事件をきっかけに、かつて唯一理解しあえる「親友」だった男たちは再会し･･･。

今回、舞台版を手がけるのは年間15万人の動員を誇る人気劇団、演劇集団キャラメルボックス。ユーモアに溢れた心温まる作風を得意とする劇団だけに「キャラメルボックスでやるにはあまりにも悲劇的すぎる。悩みに悩んで、ついに決心しました。この作品をやることで、キャラメルボックスの可能性はさらに広がると。（中略）できるだけ原作に忠実に、石神という男の、まるで数式のように純粋な思いを描ききりたいと思います」と語るのは脚本・演出の成井豊。今年、結成24年目となる同劇団が、ドラマ『相棒』の刑事役で知られる川原和久などをゲストを迎え、新たな一面をみせる。

（画像：©タカノリュウダイ）

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