昨年4月に2ndアルバム『ジャイアント・クラブ』をリリースし、高い演奏力と構成力、そして抜群のポップセンスで支持を得ているウリチパン郡。彼らの1stアルバム『せん』が、ボーナストラックを追加収録、歌詞カード付きで6月5日に再発される。
『せん』は2004年にリリースされたアルバム。各種民謡、民族音楽、サンプリング、生演奏などさまざまな要素を盛り込んだ、新鋭ポップスの幕開けを感じさせる内容になっている。
今回収録されるボーナストラックは、2ndアルバム『ジャイアント・クラブ』に収録されている“テルマ”のデモバージョンとなる楽曲。1stアルバムをリリースした直後に、現メンバーで録音されたセッションを、メンバーのオオルタイチが編集して作ったという。同楽曲についてオオルタイチは「2nd以降の”バンドサウンド”、”歌もの”的なアプローチをするきっかけになった曲でもあります。1stの質感ともマッチすると思ったのでちょうどいいかなと思い収録することにしました。」とコメントしている。
ジャンルという壁を越え、独自の世界を作り出す彼らの原点を、この機会に感じ取ってみよう。