作家・吉田修一の作品『パレード』が、『贅沢な骨』『世界の中心で、愛をさけぶ』『きょうのできごと a day on the planet』などの映画作品で知られる行定勲監督によって映画化されることが明らかになった。
小説『パレード』は、マンションの一室をルームシェアリングする若者たちの日々を描いた青春群像劇。第15回山本周五郎賞作だ。
主演の直輝を演じるのは藤原竜也、イラストレーター志望の未来には、映画『しゃべれども しゃべれども』でその演技が高く評価された香里奈。フリーター・琴美役に貫地谷しほりなどが名を連ねている。
行定勲監督の最新作にして、原点回帰ともいえる現代の若者の青春とそこに内在するモラトリアムをテーマにした今作。6月中旬にクランクアップを予定しており、公開は2010年春頃になるという。
『パレード』
2010年春全国ロードショー
監督・脚本:行定勲
原作:吉田修一
キャスト:
藤原竜也
香里奈
貫地谷しほり
林遣都
小出恵介
ほか
製作:映画『パレード』製作委員会
配給:ショウゲート